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2008年6月

2008年6月29日 (日)

いったいS君の身に何が!?(その3)

 「人は変えられないが、自分は変わる事が出来る」と立身出世者伝等に語られていますが、S君についてもその通りで、自分の考え方で結果が大きく変わる物だという事を実感させてくれました。(有難う!) そして、昨年色々と有った周りの環境での出来事など一切言訳する事無く、乗り越えた末に目覚めた結果なのでしょう。

 勝ち負けがハッキリする勝負の世界(特にスポーツ)ではメンタル面が試合結果に大きく関わってきますが、仕事においても同様だと思います。

そして試合に挑む為の準備(練習)の質・量が自信となりメンタルの基礎となりますが、苦しい単調な練習を毎日欠かさず継続するには、その事自体が好きであることが大前提です。

殆んどの人が、現在の仕事に携わった時に「これが天職だ!この仕事が大好きだ」と考えていなかったはずです。私も同様でコンピュータ業界に携わったのは運としか言いようが有りませんが、元来の熱中しやすい性格のためどうせやるなら、自分からとことん好きになってやる的な思い込み(自己暗示)で好きな仕事に携われているのだと思います。

 S君の場合もこの気持ちの表れが結果に繋がって来ているのだと思います。これによって今まで単にこなしていた作業に考える事が加わり、「なぜ?もっといい方法は無いのか?」と自分の成長の為の仕事に発展し、自分の為には間違い・失敗に恐れない(怒られたって自分の為になる)行動として身につけてきたからではないでしょうか。

これに関してはまだまだ語りたい事がありますが、長くなるので今日はこの辺にしておきます。

要は「どうせやるなら好きになり」と気の持ち様が重要だと、S君から改めて教えられた私でした。happy01

2008年6月26日 (木)

いったいS君の身に何が!?(その2)

経理のI村さんは自他共に認める雨女、やはり今日は雨でした。

 さて、昨日に続きS君の話題です。S君にとっての昨年は、突然の病気でお父さんを亡くし、仕事や人間関係に早く慣れなければいけない大事な時期に、なかなか集中できない状況だったと思います。そうした状況の中、時間だけが過ぎ、気がつくと2年目となり本来前向きな性格なのだが、他人に対する気遣いが逆に消極的に見られるなど、本来の力が出し切れていない状況でした。(尤もしっかりサポートできなかった会社の力不足が最大原因だが)

最近の目覚しい成果や仕事に対する姿勢が変わったのは本人であり、原因は本人しか解りませんが、外から見た私の考えを少し話したいと思います。

もっとも話が長くなるので続きは次回...(まだまだ引っ張ります)

2008年6月25日 (水)

いったいS君の身に何が!?(その1)

今日は久しぶりに社員の話をします。

話題の主は、昨年関西の理工系大学を卒業し入社した、エンジニア2年目のS君。

1年目はあまり成長が見受けられませんでしたが(アフター5以外で)、2年目を向かえて、著しい変化(ここ2~3ヶ月で変わってきた!)があり、周囲でもハッキリと感じているようです。

何が変わったのか!  .....そっ、そ、それは・・・

髪型!・・・S君は先週、散髪に行ってきた....ではなく! (関西風に一人のり突っこみしてみました。)

仕事に取り組む姿勢が変わり、積極性が増し顔つき・声に自信が出てきているのが分ります。

S君は「どうして変わったのか?」、「S君の身に何があったのか?」...

続きはまた明日。(...この話題でしばらく引張ります。)

2008年6月16日 (月)

「よい迷い」と「もったいない迷い」あなたはどっち?

 突然ですがあなたは今の仕事を選んだときに、「これが自分に一番合っている仕事だ!」と思いましたか?

たぶん色々迷い、(とりあえず?)とにかくやってみようと決めた人が多いのではないでしょうか?特に学校卒業時の仕事選び(探し)は一生の感があるので、いっぱい悩んだ事でしょう。(この時点ではいっぱい悩み・迷いましょう!ルンルンnote

何であっても、物事を選び決めるのは難しいものですよね。

しかし、決める事以上に重要なのは「決めた事を受容れる」=「好きになる」ことです。自分で決めておきながら、いつまでも過去に迷ったり、好きになれなかったりする事は大変なロス(迷う事自体が時間の無駄!)となります。

ではどうすれば好いのか?

簡単です。「自分で決めたのだから『好きだ』と思い込むのです(自己暗示かな?)」これだけで、その人の取り組む姿勢は見違える程変わってきます。(顔つきもカッコよく変わってきます。=これ本当!)なぜなら無駄な事に悩まないから迷いが無く、進む道が正しく見えてくるからです。即ち一生懸命進めば早く正しい道が見えてくると言う事です。coldsweats01

最近いつまでたっても迷い、中途半端になっている若い人が多くもったいなく感じます。誰しも迷うが、早くこの事に気付き、そしてちょっとだけ考え方を変え、楽しくなってほしいと思います。

自分の選んだことに自信をもって!(間違ったってイイじゃない)

2008年6月 8日 (日)

先輩と後輩

 久しぶりの更新です。このところ出張に現場にと出掛ける事が多く少し開いてしまいました。関東も入梅しましたが昨日・今日と梅雨の中休み状態、明日からまた雨の予報。梅雨の合間の晴天は本当に気持ちがいいですね!

 さて、今日は「会社での先輩」について。エネックスでは後輩が悩んでいると相談に乗ったり、酒に誘ったりとお節介(いい意味で)な先輩が多いようですが、先日ある集まりで「会社で縦の繋がり(先輩・後輩)が薄れてきた->人の面倒を見なくなった->下が育たない」という話を聞きました。 

「先輩が後輩の面倒を見ない=下が育たない」とは少し短絡的過ぎますが、人との繋がりにより自分が成長出来ることは確かです。私自身、人に説明してみて難しさや新たな問題を発見したり、仕事に取り組む姿勢を改めて感じたり(後輩の鑑としてscissors)と多くの物を得ています。

少し話は変わりますが、会社での先輩とはどの様な存在かと言うと、家庭で言えば母親の様な存在であってほしいと思います。(最近では子供の面倒を見なかったり、過度に子供と友達感覚の親が増えたようですが・・・これも先輩減少傾向と同じかな?)なぜなら母親は厳しく・やさしく常に子供に愛情を持って接しているからです。会社における先輩も仕事に対しては厳しく妥協せず、へこみすぎた後輩にはbeer飲みに誘ってフォローと、こうしてお互いに成長して行ってほしいものです。

 週末、出先より帰社し社内で後輩と話す(飲む?)姿にエネックスには母親がたくさん居たんですねcoldsweats02(チャンチャン)